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Masahall Full Stack

マーシャルアンプとドッケンが大好きなマサハルのブログです。車も好きだよ。

George Lynch's main axe 1. Tiger PART1

George Lynch

(内容改定、写真追加しました)

一人どんどん盛り上がってきたので、ジョージの(オリジナル)ドッケンでの使用ギターについて、熱く語ります。

長くなりそうなので何回かに分けますが、まず初回はさらっと行きましょう。

80年代のジョージといえば、(イエロー)タイガー、ESPのカミカゼ、Jフロッグ氏製作のスカル&ボーンズが3大メインになることに、異論はないでしょう。

 

1.(イエロー)タイガー

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このボディは、何度もネックやパーツの変更を受けながら、ジョージのメインギターとして40年近く使われてきました。

元々は、アラン・ホールズワースの影響なのでしょうが、ジョージもエディ(ヴァンヘイレン)と同時期に、ハムバッカーストラトを手にします。

 

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上の写真はシャーベル製と思われる1本ですが、タイガーの製作までに、エディ同様、普通のストラトにハムバッカーを搭載して試行錯誤していた時期があったはずです。タイガーはエディのバンブルビーが大いに参考になったことは間違いないでしょう。ボディトップの表面積が増してペイントの自由度が増し、後のLAムーヴメント・・シャーベルギターブームの先駆となったのでした。

 エディのアイディアなのか、ウェイン・シャーベルなのか知る由はありませんが、ボディ重量を稼ぐためか、ピックガードとキャビティ空間によるセミアコ的な鳴りを嫌ってか、ストラトシェイプのボディながらギブソンソリッドギターの構造に倣って、キャビティ空間の小さなピックガードレスのワンハム、トップローディング方式を選択した点は革新的です。

 このボディはエディのフランケンと同じブギーボディーズというシャーベルの前身のメーカー製で、エディが重いアッシュボディを選んだのに対して、ジョージはもっと重いメイプル材を選んだのが面白いですね。

 

エディのバンブルビー

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ちなみにバンブルビーマホガニー材を使用しているそうですが、エディは何が気に入らなかったか、あまり使わなかったようですね。

 

さて、タイガーは1979年より前(ドッケン以前、BOYZ~EXITER時代)に製作されていたのですが、一番古い公式な記録映像は、1984年のブレイキング・ザ・チェインのMVかと思います。


Dokken - "Breaking The Chains" (Official Music Video)


ちなみに、1:06から出てくる弦の代わりにチェーン(笑)を張ったギターは、シャーベル製のグリーンタイガーです。

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下記写真は、ジョージのウェブサイトにて、1979年のBOYZ~EXITER時代として公開されていました。21フレットで、トレモロはシンクロ→FRT-5と交換され、ボディはストラトより微妙に小さい感じです。ネックの長さが短く見えるので、もしかしたらミディアムスケールかもしれません。

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シャーベルにはもう1本、レッドタイガーも作ってもらいました。シャーベルのウェブサイトによると、ベンガルディンキーストラト、もしくはオレンジベンガルと呼ばれ、1983年10月19日にジョージの元に届けられたようです。

http://www.sandimascharvel.com/lynch.htm

グリーンと微妙に違うのが面白いです。トレモロはシンクロナイズ→FRT-5と変わりますが、ヘッドクランプはケーラーです。ボディはスリムなディンキーサイズ、SSHレイアウトでフロントPUが付いており(センターはなし)、やがてそれはサブマリン~カミカゼに進化します。(別の機会に・・・)

 

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近年youtubeで見られるようになりましたが、それより2年前の1982年、ドイツの伝統的な音楽番組ビートクラブの出演時の、変形ヘッドのフィリップクビキ製の21フレットローズ指板ネックを付けている映像が残されています。

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DOKKEN - Live Bremen 1982

 

先日シンコーミュージックから出版されたレジェンダリーギタリストにて、このネックはシャーベル製の白いボディに組まれて、現存していることが判明しました。

(続く)