Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

ジョージ先輩、ESPギターを語る

ギターのボディ材や重さ、フェルナンデスRSTに関する自己満足的な大作記事を書いていたのですが、ちょっとデスクから離れた隙に、猫がノートPCの上に乗って(程よく暖かいからね)キーをデタラメに押されて、ファイルが消失してしまいました。

書き直す気力もないので、気分転換です。

 


ESP Guitars: George Lynch's 25 Years with ESP (日本語字幕)

ファンの方はご存じでしょうが、5年ほど前に25周年ということで、ジョージ先生がESPの宣伝に出演した動画です。

興味深いコメントがありますので、未見の方は見てくださいね。

 

ESPとの出会いは、1987年ニューヨークと言っていますがこれは85年の誤りでしょう。
推測ですが、当時クレイマーとエンドースメント契約をしていたジョージは、クレイマーが新たに製造委託を行ったジャパンクレイマーのギター(JK)を手にして、製造元のESPを知ったのではないかと思われます。

その年12月の初来日の際にESPファクトリーを訪れて、ワイドネック、メイプルの重いボディなど自分の理想的なアイディアを話し、その後打ち合わせを重ねて、86年のイン・マイ・ドリームスのMVで完成したカミカゼ披露することになります。


イエロータイガーは「78年製」ということでした。メーカー製ではなく、ボディやネック、ピックアップなどのパーツを入手して自分で組み立てたと言っています。

メイプルボディのサウンドの特徴や、激しい塗装のクラックにも触れていて、「ギターを落として傷をつけてしまったため自分で塗装をやり直し、めちゃくちゃなやり方だったのでひびが入った」そうです。

 

ただ「ラッカー塗装は塗装が乾燥してボディの鳴りが良くなる」というのは、ジョージの自宅があるアリゾナ州のように乾燥した地域に限っての話であり、湿度の高い状況では逆に水分を吸収することもあるので、一概には正しい事とは言えませんね。

 

いささか怪しい発言もありますが、今、タイガーとカミカゼに興味のある私としては、なかなか面白い動画でした。