Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Kramer Varetta Vintage VS  Charvel Model1

こちらは雪~雨の悪天候で家にこもっています。

特段やることはなく、時間があるので、まずFRTのオクターブ調整です。

 

FRT-5って構造的な問題で、弦の張力がかかった状態ではオクターブ調整がやり難いですよね。面倒なのでアバウトな調整にしていましたが、やはりハイポジションの狂いが気持ち悪いので、じっくりやってみました。

 

今は便利な調整用ボルトハンガーを売っていますが、慣れてくるとだいたいサドルの移動距離と音程の変化が分かってくるので、そんなものに頼らなくても大丈夫です。

最初に12フレットを押さえた実音とハーモニクスの音程を耳(チューナー)で把握してから、ロックナットのねじを緩めて弦をフリーしてペグを回し、サドルが弦の張力で引っ張られない程度まで弦を緩めます。

サドルの固定ねじを緩めて、勘でサドルを動かして再びねじを締めて固定。ペグを回して音程を合わせて、オクターブチェックをします。これを数回繰り返して微調整すればOKです。(慣れると2〜3回くらいで合わせられるようになりますよ。)

これを4本やりました。けっこう手間がかかりますが、オクターブの合ったギターは気持ち良いですね。


その後は、マーシャルスタックにてクレイマーとシャーベルのチェック。

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前にも書きましたが、この2本はかなり似た仕様です。

でも似ていても細かくは違うんです。


クレイマー<>シャーベル
ボディ:メイプル<>ポプラ※ポプラはメイプルより少し軽い
指板:ローズ<>メイプル
フレット:ミディアム<>ジャンボ
トレモロ:FRTオリジナル<>FRT1000
ピックアップ:TB4(斜めマウント)<>SH4※どちらもJB

 

クレイマーはピッキングに対するレスポンスが良く、アタック感やサスティーンに優れていて、クリアーではっきりした音です。

アタックやサスティーンは重いメイプルボディの影響と思いますが、クリアーなトーンはピックアップ斜めマウントが効いているような気もします。
ノーマルなSH-4とトレムバッカーのTB-4の違いや製造時期の違いも若干あるのかな?

 

音的にはクレイマーが好きなのですが、Dシェイプ(かまぼこ形状)でジャンボフレットのシャーベルの方が弾きやすいんですよね。

正直言って、形はシャーベルの方がカッコ良くて好き。

どちらか手放すつもりだったんだけど、困ったなぁ・・・ 

 

録音はしたのですが、調子が悪くてひどい演奏なので、載せません。(笑)