Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Seymour Duncan JB

寒かったせいもあって肩が痛く、握力が落ちているので、力の要らないリフをVOXブライアンメイで弾いてみました。

 

新品に近いクレイマー/TB4は粘るような歪みで、10年以上昔のシャーベル/SH4はブライトでエッジのある音に聞こえますね。

マーシャルの時とちょっと印象が違うな。

ピックアップの個体差もけっこうありそう。

 

今までいろいろなピックアップを使ってみましたが、私の好きなLAメタリックな音を出すには、やはりダンカンが最適なようです。

 

ギブソンの490やTバッカーは、出力が低くてブライトな感じなのは良いのですが、ちょっとカリカリで押しが足りない。ある無名の専門家にカスタムワインドしてもらったオールドギブソンのアルニコマグネットを使った特別なピックアップも同じような傾向でした。レスポールにマウントして普通のロックやブルーズをやるには悪くなかったのですが、やっぱりメタルにはトーンが薄くてイマイチ。

本当はその専門家に何度かやり直しを頼んで好みに仕上げたかったのですが、私から前金を受け取っておきながら、その資金を元に別の仕事を始めて私のは放置・・というふざけたことをやらかしてくれたので、頼む気がなくなりました。

 

話が脱線しましたが、そんなワケで今一度ダンカンを見直していたのです。80年代と違って現在は中国製の量産品なんですが、分解してみると質の低いワイヤーを使った雑な組み立てなんですよね。先の専門家はそれを見て「ダミだ、こりゃぁ」と小馬鹿にしていましたが、改めて鳴らしてみると歪ませた場合にはかなり良いんです。

 

冒頭で書いた、90年代のSH-4と、近年のTB-4(SH-4のトレムバッカー)の比較です。


Charvel (SH-4)


Kramer (TB-4)

 


普及しすぎて軽視されがちなピックアップですが、LAメタルで愛用された実績はダテじゃないですね。