George Lynch's main axe 2. Skull & Bones PART1
タイガーに続いては、デザインが気に入って未だに愛用しているJ.FROG(ESP)のスカル&ボーンズです。
ボディは、ジョージの友人(隣人)のジョン・ガルシアという男が4か月かけて製作したそうですが、ガルシア氏は自分の歯を1本抜いて、ボディに埋め込んだというオカルティックなギターです。(ちなみに歯を抜く際にジョージも歯医者に同行したとのこと)
J.FROGというのは、ジョニー・フロッグというガルシア氏のニックネームです。
アンダー・ロック・アンド・キーのスペシャルサンクスにJ.FROGと記載してあるため、このギターはアルバム発表前に製作されていたのかもしれないですね。
最初に出てきたのは、イッツ・ノット・ラブのMVだと思います。
Dokken - "It's Not Love" (Official Music Video)
この時は、裏まで黒く塗られたノーマルなJKネックで、FRTではなくクランプなしの普通のナットにシンクロナイズドトレモロでした。
まだガイコツ部分が真っ白で、真新しい状態なので、とりあえず撮影用に借り組みしただけで、ギターとしては完成していなかったのかもしれません。
ちなみに1弦側のホーン(カッタウェイ)内側部分に張り出したガイコツの左手親指の骨が、ハイポジションの演奏の邪魔になるため、この後、削り取られたそうです。