Seymour Duncan SH-12 Screamin' Demon とポールピース高さの調整:※音源訂正
※なぜかTB-4の音源を2つ載せていたので直しました。こちらがSH-12です。
スクリーミン・デーモンをタイガーフランケンに付けてみました。ロゴ消しはいつもの定番作業です。
JBとの比較では、より中低音域が抑えられて、歯切れの良いミッドハイにピークがあります。パーリーゲイツに近いですが、それより出力が高く、よりトレブルが出ています。
さて、このピックアップの最大特徴はネック側ボビンの六角穴ポールピースですが、これをいじるとトーンが変わります。
市販の状態では固定ポールピースと同じく、ボビン表面と同じ高さになっていますが、それを回して、マイナスネジのブリッジ側ポールピースと同じ高さまで上げてみました。
今まではブリッジ側のポールピースでより多くの弦振動を拾っていたためトレブリーなトーンでしたが、ネック側でも均等に拾うようになって、ややミッドレンジが厚くなります。
つまり、ハムバッカーのそれぞれのポールピースの相対的な高さを変えてやることによって、ピックアップのトーンキャラクターを変えることができるということです。
普通の片側のみ調整ハムバッカーでも同じことで、リヤ側で言うと、トレブリーにしたければポールピースを上げて、マイルドにしたければ下げてやる。フロントはその逆。
今使っているハムバッカーのトーンが気に入らない場合、交換する前に試してみる価値はありますよ。
ということで、JBやら、ディスーション改、パーリーゲイツも調整してみました。
その結果、みんな似たようなトーンに・・・(笑)