Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Seymour Duncan SH-12 Screamin' Demon とポールピース高さの調整:※音源訂正

※なぜかTB-4の音源を2つ載せていたので直しました。こちらがSH-12です。

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スクリーミン・デーモンをタイガーフランケンに付けてみました。ロゴ消しはいつもの定番作業です。

JBとの比較では、より中低音域が抑えられて、歯切れの良いミッドハイにピークがあります。パーリーゲイツに近いですが、それより出力が高く、よりトレブルが出ています。

さて、このピックアップの最大特徴はネック側ボビンの六角穴ポールピースですが、これをいじるとトーンが変わります。

市販の状態では固定ポールピースと同じく、ボビン表面と同じ高さになっていますが、それを回して、マイナスネジのブリッジ側ポールピースと同じ高さまで上げてみました。

今まではブリッジ側のポールピースでより多くの弦振動を拾っていたためトレブリーなトーンでしたが、ネック側でも均等に拾うようになって、ややミッドレンジが厚くなります。

つまり、ハムバッカーのそれぞれのポールピースの相対的な高さを変えてやることによって、ピックアップのトーンキャラクターを変えることができるということです。

普通の片側のみ調整ハムバッカーでも同じことで、リヤ側で言うと、トレブリーにしたければポールピースを上げて、マイルドにしたければ下げてやる。フロントはその逆。

今使っているハムバッカーのトーンが気に入らない場合、交換する前に試してみる価値はありますよ。

ということで、JBやら、ディスーション改、パーリーゲイツも調整してみました。

その結果、みんな似たようなトーンに・・・(笑)