Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Lexicon pcm41 and Marshall Stack x 2

辛い五十肩に鞭打って(笑)、オールドマーシャルの2スタックを積みました。

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もちろん2台同時に鳴らすのは初めて、キャビネット4つのフル装備で鳴らすのも初めてです。 

そして、その上にはレキシコンのpcm41!

ギターはカミカゼ!!

30年来の夢の実現です。

 

まずは、50msのステレオエコーです。


Lexicon pcm41 and Marshall

マイクレベルが高すぎてちょっとクリップしてしまいましたが、とてもスペーシーで空間感満点というか、とにかくクリアーなエコーが部屋中に広がります。昔々、最初のマクソンのラック式デジタルディレイを買った時の感動を思い出しました。

デジタルディレイのエコーは鮮明過ぎるのが難点ですが、pcm41はアナログプリアンプのニュアンスが良好で、なおかつハイカット、ローカットのEQスイッチが付いていていて、ONにすると良い感じにローファイでアナログ的な温かい音になります。それを2台のアンプでステレオ再生すると、クリアーながらも程よくウォームなエコーになるんですね。

 

暫し、いろいろと試して楽しみました。

経年劣化で不調な個体も多いという噂なので心配でしたが、ディレイタイム調整のスイッチが接触不良なのか、押し加減によって、時々1プッシュで2~3つ変わってしまうくらいで、音には問題はありませんでした。 

リビングのMG-10ではノイズが大きいと感じたのですが、ゲインを上げすぎ(出力レベルも高すぎ)たようです。入力レベルを0dBで出力レベルも適正に調整すると、ほとんど気にならない程度になりました。

 

うーむ、楽しい!

ワウペダルをつないで、こんな懐かしのフレーズも真似してみました。


lexicon pcm41

 

2台のアンプ自体、EL34と6550管で個性が違うし、4つのキャビネットそれぞれバラバラのスピーカーなので、レキシコンを通さずともビッグでワイドな音がします。よって、左右のボリュームを揃えるくらいでトーンの違いはあまり気にしません。1台を歪の少ないクリーンなセッティングにすると、いろんなアンプで音を重ねたプロのスタジオサウンドみたいになって面白そうです。

アッテネーターが1台しかないので、残念ながらマスターVOLで音を絞った音なのですが、これでも十分好きな音です。CH1のフルアップだったらどうなっちゃうんだろう?

それは、自宅に防音室を作るか、これだけの機材をスタジオに持ち込むか(笑)、先々のお楽しみに取っておきますか。