Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

バナナヘッドのネック

MUSIKRAFTで買おうと思っていたのですが、モタモタしているうちにヤフオクで良さそうな物件を見つけました。

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カミカゼと同じくナット幅45mm、ジョイントねじ穴の配置がクイーンカットなので期待して落札。

届く早々にフランケンタイガーに取り付けてみました。

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木材や加工、形状は良いのですが、残念なことに少々ねじれていました。15フレット辺りで6弦側が「起きて」いてロッドを回しても解消不可。

その他いろいろ問題があって、気持ち良く弾くには加工、修正が必要ですね。

さて、細かくチェックします。

 

母材のメイプルは良質で、ヘッドに継ぎはありません。完全なワンピースです。指板はやや木目が粗いですが、きれいな赤茶色で良さげなローズウッド。インレイは虹色っぽい色合いなので、白蝶貝かも。
フレットは、幅2.9mm、高さ1.0㎜でほとんど減っていません。

出品者はクレイマーかも?とのことでしたが、明らかにUSAクレイマーではない。日本製ぽい雰囲気がします。
ヘッド形状は、ESPより一回り小さく、クレイマーJKより大きく、ギブソンのオリジナルエクスプローラに近い。6弦側のエッジがシャーベル/ジャクソンのように角ばっていて、フェルナンデスのバナナに似ていますね。

↓90年代のカタログより

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フェルナンデスのカスタムモデルか、どこかの工房製かな。いずれにしても量産品ではないでしょう。

 


加工点・・自分用メモ
・ヘッドの角をESP風に丸める
・全体に#400のペーパーで研磨
・テンションバーを1弦側に2ミリほど移動
・フレットを擦り合わせて、「起き」対策のためハイポジションを低く削る
・フレットと指板のエッジを丸める

ボディ側加工
・ネックを外さずガードを取り外せるよう、22Fに干渉するピックガードのネックエンド部分をカット
・ネックジョイント部分を「カミカゼ」カットに

これでフランケンタイガーも完成しそうですが、悩みの点がブリッジなんです。シンクロにこだわりたいけど、ナットをロックしないと音程が安定しないし、ロックしちゃうとチューニングの微調整が面倒だし。
やっぱり、普通のナットのストラトヘッドのネックを手に入れようか??

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