Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

ペダルのテスト

久々にMG10を鳴らしてみたら、カミカゼとの相性が良くて案外好きな音だったので、しばらく使ってみることにしました。

BOOSTスイッチをオフにすると、音がはっきりして良い感じです。が、ちょっと物足りない。

で、ペダルです。

バッファーブースター、OD808、SD-1改を用意しました。KISS OF DEATHのリフを弾いていたら右肩が悲鳴を上げたので、スローダウン。(笑)

 


pedal test

1.ペダル無し

1959程度のクランチな歪具合で、悪くないです。

2.ブースター
ゲインを最小にしてもけっこうブーストしてます。全域が持ち上がってゴリゴリっとした無骨なトーンになります。これだけだと色気が足りないですね。

3.OD808
IbanezのTS-808とほぼ同じものです。ちょっとワウっぽい感じにミッドがぐっと盛り上がって、自然な歪が付加されます。このこもり具合が好きです。

4.SD-1改
ネット記事を参考にして、内部の回路変更でOD-1と同じにしてあります。(TONEは飾りですよ)
DO808より、ややトレブリーです。改造前は不自然な歪が嫌いだったのですが、とても良い感じになりました。オリジナルのOD-1より若干バイト感というかエッジ感が強いのですが、私はオリジナルよりもこっちの方が好きです。

 

さて歪を得るにはいくつもやり方があります。

1.アンプオンリー
シールド1本で良いし、余計なものが咬まないので理想的ですが、好みのアンプに出会うまで、もしくは好みの音になるまで改造を繰り返す・・長い旅になりそうです。

2.ペダルなどで歪を作る
プリアンプやペダルによって歪とトーンを作り、それを普通に増幅するイメージです。深く歪ませても、分離の良いはっきりした音が得られます。私の場合は、ある程度アンプを歪ませた上で(1959CH1フルアップ)、味付け的にペダルの歪を付加するのが好きですね。

3.ペダルなどでゲインを上げてアンプをオーバードライブさせる
いわゆるブースターですよね。ただしゲインを上げすぎた場合や、アンプによっては、低音域が飽和して音が濁ってしまうこともあるので、セッティングが難しいかもしれません。歪ませると音が潰れてしまう場合は、トーンコントロールやグライコを咬ませて、ベースを絞ってやると良いでしょう。

4.多段ブースト
ジョージ先輩のように、複数のペダルやプリアンプで段階的にゲインを上げつつ歪を付加してゆきます。

「例」バッファー>グライコ>オーバードライブ>エコーなどのプリアンプ>マーシャル!

ペダル内、ペダル同士の相互作用で、単体では決して得られない複雑で味わい深い歪が得られます。ノイズがひどくなったり音の劣化もありますが、決まればスムーズでスウィートなトーンが得られますよ。

 

<余談>リッチー大先生は、アイワのテープレコーダーをプリアンプに使っていますが、皆さんはあれをブースターとしてアンプをオーバ-ドライブさせる使い方(3)と認識しているようです。しかし、それは誤解だと思います。

私の実験の結果、あれは、アイワのプリアンプ内で歪みを発生させて、出力レベルはそこそこにする(2)の使い方だと思われます。