夏はストラト
今日は曇りで過ごしやすいですが、暑い日々ですね。
個人的には夏になると、歪を抑えたシングルコイルの音が恋しくなります。
ハムバッカーのことはしばし忘れて、この前手に入れたESPのストラトをいじります。
これまでの簡易な調整では、トレモロの動作の重さや、ブリッジでの弦高の高さ、フレットの凹みによる弾きにくさが解消できませんでした。なので、分解して再調整です。
弦を緩めて、ネックを外し、ブリッジも外して組み直します。
特に1~2弦のフレット摩耗が目立つので、レベリングでクラウンのトップを削り込んで、凹みを無くします。細いフレットなのでクラウニングにて専用やすりは使わず、サンドペーパーを使って指先で角を落としました。ブリッジ部での弦高を少し上げるために、ネックポケットに0.5ミリほどの厚さのシムを入れて仕込み角度を微調整し、ねじを締めます。
ブリッジは、極力フリクションが小さくなるよう、6個の留めねじを慎重に締めこんで、柔らかめのばね3本掛けに変更します。
弦を張り、ブリッジ高、オクターブを調整して完成。トレモロがスムースに動くようになり、弦高も適正で、ストレスなく押弦できるようになりました。
それでは、今は亡きギターの革命児と、今なお現役のレジェンドに捧げます。
相変わらずのずさんな演奏で失礼いたしました。