Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Ritchie Blackmore sound

先の記事の補完として、私がたどり着いた機材についてまとめておきます。

まずはギターについて。
ベースとなったのは、フェルナンデスのリバイバル期のストラトモデルで、マイクロティルト機構が簡略化された廉価版のLIMITED EDITION。以下の改造を施しています。

*スキャロップ加工
*ミディアムジャンボフレット
*シャーラーM6mini(ダブルリグ)
*ジムダンロップロックピン埋め込み
*銅箔によるキャビティのシールド
シェクターF500(リワインド)
*センター位置にハムキャンセルのダミーコイル
*MTCを模したトーンフィルター
*ボリュームにハイパスフィルター
セレクタスイッチのスプリング撤去
*ゴトーのメタルキャップアーム
ラニオンブルーのストラップ

シェクターはノーマルより巻き数を少なく、直流抵抗値が小さくなるよう巻き直しています。これでノイズが少なくブライトなトーンを得ることができます。

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アイワTP-1011のプリアンプをペダルで再現したBP-414とBOSS GE-10を通します。

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BP-414でミッドハイ領域がカリっとしたトーンと軽い歪みを付加します。ノブを上げすぎると音が潰れてしまうので程々にセット。低音が出すぎるので、GE-10でカットします。

74年製造のマーシャルは、US仕様でパワー管が6550になっています。

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2203マスターボリュームモデルと同じ回路に変更されていて、CH2にインプットするとカスケード接続となり、増幅が1段増えてハイゲインとなります。

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Vol2がゲイン、Vol1がマスターVOLになっていて、単体でも相当に歪みます。

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今回のセッティングはこんな感じです。
ゲインは抑えてマスターはかなり絞っています。ベースはゼロでも、BP-414のおかげで十分に低音が出ます。

アイフォーンの内臓マイクでは生音の迫力をうまく録音できませんでしたが、こんな感じになります。 


Down to Earth sound Ritchie Blackmore

ピッキングフォームが無意識にジョージ先輩になっちゃっていますね。握り直してアルペジオが怪しくなった辺りでカット。(笑) 

ちなみにアンプがJCM800やリイッシューの1959など近年ものだったり、スピーカーがG12T-75だと、ガリガリっと耳障りなトレブルが出てしまいます。私もJCM900やJCM800、リイッシューのAC30などを使っていた時には心地よい音が出せず散々苦労しましたが、古いマーシャルスタックを手に入れてあっさり解決しました。

※過去音源追加・・今は使えなくなったタスカムのマイクで録音したものです。動画よりクリアーに聴こえますね。前奏が長いので1分辺りからお聴きいただければ幸いです。音を出している時は気にならなかったのですが改めて聴くと歪ませ過ぎでした。