Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

HORNBY SKEWES TREBLE BOOSTER(コピー試作機)+70s Stratocaster+Marshall

さて最後に、自作ブースターとマーシャルの鳴らし比べです。

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9/4に台風が接近して大阪地方では被害が拡大する中、会社が午後から臨時休業となって帰宅した私は、家の周りの飛びそうなものを片付けると、雨風の音に紛れてマーシャルを鳴らす準備を始めました。

夕方になっていよいよ風が強くなり、ゴーゴーとものすごい音になってきたので、1962ブルースブレイカーリイッシュー、3台の100Wスーパーリード(6550管の74年、EL34の76年、リイッシューのSLP)をCH1のフルアップ、70年代のキャビネット2台のフルスタックで鳴らします。

ギターは75年のフェンダーストラトキャスターで自作のHornby Skewesコピーブースターを通しました。なお今回は生音の雰囲気を確保するため、あえてエコーなどの付加はしていません。

 


‘74Marshall (6550 tube) and Handmade Treble Booster ‘Honeby Skewes’ copy

まずは74年。6550管のキャラクターのせいで、レンジが広くやや粗い感じの歪感です。
生音は非常に迫力というか圧力があり腹に堪えますが、キャビネットの正面から逸れると、思っていたほどの爆音ではありません。周囲の嵐の騒音のせいでしょうね。
しかし家の中では今までにないかなりの音量のため、家族からクレームが出てフルアップはすぐ終了。アッテネーターで一段絞って(-4dBの)40W相当に音量を下げて継続しました。

こうなるともう全然余裕です。思えば高校~大学時代に使っていた日本ハモンド社のマイクロJUGGという、パワー部が6L6管2本のアンプが40Wでこんな音量でした。

ブースタ-なしではいかにもストラトという枯れたクランチトーンですが、ブースターをオンにすると一気にハードロックで使える太さを持ったディストーションになります。

 


‘76Marshall 1959 (EL34 tube) and Handmade Treble Booster ‘Honeby Skewes’ copy

次は76年。EL34はトーンがフラットな6550と比べてミッド寄りで、歪感も強いです。どちらかというとハムバッカー向きな気がしますね。電源のコンデンサを交換して元気の良い音になりました。

リイッシューのSLPの音源はありませんが、76年に比べてよりブライトでやや硬い感じがしました。70年代末期のスクエアスイッチのJMPや、JCM800に近いと思います。
お客さんが大勢入ったステージでは丁度良いような気がしますが、家弾きではオールドのような心地よさが足りないですね。
ただ、ビンテージのマスタードキャパシタが入った自作のブースターを通すと少し改善されます。内部のカップリングのキャパシタマスタードに交換すれば、70年代前半のオールドマーシャルに近づくでしょう。

 


‘89Marshall Blues Breaker (5881 tube) and Handmade Treble Booster ‘Honeby Skewes’ copy

ソリッドステート整流に変更してレスポンスアップした1962です。
実質30Wなので一戸建てで窓を閉め切っていれば、全開も大丈夫でしょう。
5881管は6550に近いワイドレンジな感じがありますね。JMP回路の1959と比べて、JTM回路なので歪は少なくマイルドなトーンです。
とはいえ、現行品のトレブリーなキャパシタなので、そこそこエッジ感も出ていてよい感じです。
ちなみにブースターオフでは、かなり細い音でハードロックには使えないかな。

 


‘89Marshall Blues Breaker (5881 tube) and Handmade Treble Booster ‘Honeby Skewes’ copy

最後は1962で、自作ブースターのハイパスフィルターをカットしたフルレンジブーストです。
先の音と比べて中低音が増してストラトとは思えない太いトーンになります。録音した音を聴く限り一番好きかな。
あくまでも私見ですが、プレキシ期のメジャーに近いような気がしました。


まとめ
6550、EL34、5881、JMP、JTM、オールド、リイッシューなど複数のマーシャルを一気に鳴らしましたが、それぞれ特徴があり、どれも好きな音ではあります。

今回は自作ブースターが個性ありすぎて、どれも大差ない感じになってしまいました。
ストラト+トレブルブースターで、いかにDeep Purple初期のリッチー大先生に近いかという観点で選ぶなら、6550管の74年1959か、リイッシュー1962ですね。
実際に弾いていた感じでは、音圧やトーンバランス、歪感などトータルでは74年がベストかな。
ハムバッカーならEL34の76年1959がベストだと思います。

 

あと70年代前半の50Wのオールド1987を鳴らしてみたいです。
それで我が家のマーシャル帝国は完結することでしょう。(笑)