Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

夢の実現

このブログを始めた時の夢をようやく実現しました。

狭い階段、カミさんの苦情などの障害によって構想から2年半かかりましたが。

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4個のキャビネットを2階に上げたものの、40kgもの重量のため下ろせなくなって早数年。そろそろ処分も考えてやる事に決めました。

置き場所はなんとかするとしても、一人で持つ事は困難なのでバックパネル、スピーカー、バッフル板、枠と完全分解してパーツごとに運ぶことにしました。

マーシャルの分解には電動ドライバーが必須です。普通のプラスビットではネジ山にフィットしないので、不用意に電動ドライバーでガガガっと回してしまうとネジ山をナメて再起不能になってしまいます。できれば#2のポジドライブビットもあると良いです。(力のかかる最初と最後は慎重に手で回せば大丈夫ですけど)

 

さすがにキャビネットを3個分解組立、積み上げたらかなり疲れましたが、フルスタックを3個並べた姿を見て感動しました。

 

カミさんに文句を言われるのも嫌なので、撮影後はさっさと撤収。これで以前と変わらないスペースに収まります。

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1959SLPやJMP2203を手放す前にやりたかったけど、これでやっと余計なキャビネットとヘッドを処分する決心が付きました。今後は年を考えてコレクションを縮小します。

Ibanez JEM JR

いやしかし、インドネシアIbanezって仕上げが酷いですね。
まずフレットのトップの研磨が粗い。ヴィブラートかけると弦がギリギリザラザラと引っかかります。レベリング(高さを揃える)の粗削りで終わってる感じで、そういう行程なのかミスで仕上げを抜かしたのか、明らかに粗い研磨傷が残っているんです。(→サンドペーパーとコンパウンドで滑らかに磨きました)

そしてロックナットが高過ぎる。1フレットの弦高がめちゃめちゃ高いため、弦を押さえるのにかなり力が必要で、ローコードで音程がシャープしてしまう。(→ナット取り付け部の木を少し削って適正な高さまで下げました)

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ブリッジを下げても、今度は2~3フレットが当たって音が詰まってしまい、弦高が下げらません。ロッド調整をしてもダメ。よく見るとスカーフジョイントした部分でネックが逆反りしています。(→仕方ないので2~4フレットをビビらなくなるまで低く削って磨き直しました)

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さらに中華製のPOTが曲者で、シャフトの回りが異常に重いんです。トーンは良いとしても、素早いボリューム操作をしたいので困る。(→POT交換せず、シャフトの隙間にアルコールを流し込んでぐりぐり回して、抵抗になっているべっとりしたグリスを洗い流しました)

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これで一応ストレスなく弾けるようになりましたが、普通の人なら、「弦高が高くて弾き難い、フレットがザラザラで気持ち悪い」という時点でお手上げでしょうね。

さらにジャトゥバという指板材は色が薄くて安っぽく見えるので、白髪染め剤で濃い色に染めて、サンドペーパーでツルツルに磨きました。(ビゲン クリームトーンがお勧めです)

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ここからがVai風改造です。
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・20~24フレットをスキャロップ
・ライオンクロー部を蛍光ピンクに塗装
・ノブをグリーンとピンクの物に交換
・ヘッドにピックホルダーを追加

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これで廉価版ながらも立派なシグネチャーモデルになりました。

JEM7Vと弾き比べています。(2001年の7Vも手に入れました)

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Steve Vaiと私

1984年、イングヴェイ・マルムスティーンが抜けたアルカトラズに新人スティーヴ・ヴァイ加入!というヤングギターのニュースで初めて彼の名をを知りました。
最初のインタビューが乗ったYG1984年12月号は未だに持っています。初めての来日で、イングヴェイのフレーズを弾きこなした上にタッピングで新次元を見せたとの評判でした。

そして、85年に発売された「Disturbing the Peace」でヴァイの全貌が明らかになります。イングヴェイ路線とも既定ヘヴィメタルとも異なる奇妙としか言いようのない曲に、スゥイープやタッピング、ギターオーケストラ的な多重録音、ディレイなどのエフェクト活用した耳新しいプレイは、ハイレベルすぎて何をどう弾いているのか理解できず、ただ聴くだけでした。

 

ほどなくしてアルカトラズを脱退し、86年にデイヴ・リー・ロスバンドに加入。超人ベースのビリー・シーアンとの超絶コンビはロック界を賑わせました。私はそれ以前からTALASの曲として知っていましたが、名曲「Shy Boy」はヴァイのアイディアを加えて完成したといっても過言ではありません。
当時バンドをやっていた私はなんとか「Yankee Rose」を弾けるようになったのですが(今ではもう弾けませんが)、ビリーを担当するベーシストが見つからずバンドでの演奏は断念してギターへの熱意は薄れていったのです。

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DLRを脱退しホワイトスネイクに参加したことさえ知らず、その後のソロの活躍ぶりも全く知らずに、会社で働いては週末は車をいじったり走り回る毎日。

結婚して子供が生まれ生活が落ち着くとなんとなくギターを再開しましたが、なかなかヴァイの出番は来ません。とはいえたまに聞きたくなったりして「Passion and Warfare」と「Ultra Zone」のCDは購入してはいました。

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昨年の11月頃、ジェイクの情報で「ネ申風」ストラップの話題が出て、それってヴァイがアルカトで使っていたじゃんと思い、古いYGを引っ張り出してきたのがきっかけでブームがやってきました。しばらく前に見た「Gravity Storm」の演奏中アンプが故障してしまう動画をもう一度見たいと思い、探して見たらそのダンスが面白くてしょうがない。


Steve Vai blows up his amp

そんなある日、IbanezからJEM Jrというヴァイの廉価版シグネが販売されているのを知り、直ちに購入しました。新品のギターを買ったのなんて30年ぶりで5本目です。(笑)

アルカト、DLRのイメージで派手な黄色を選び、さらにはkeeleyのDS-1、MORLEYのBadhorsie、DigitechのWHAMMYなどのペダルも手に入れました。JEM Jrは売っているそのままではイマイチでしたが、指板を濃い色に染めてナットやフレットを調整したら結構良くなりました。特にオリジナルのピックアップが良いですね。パーツ交換やスキャロップ加工などちょこちょこと手を入れてヴァイ気分を楽しみました。

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しかし90年以降のヴァイの軌跡を追ってゆくと、やはりメインの白いJEMが気になってきます。(続く)

かなり久しぶりの更新になります。

かなり久しぶりの更新になります。
トレブルブースターを作った後、パソコンをONするのが面倒で、スマホで長文を打つのも億劫で、放置。(苦笑)

 

トレブルブースターに満足してフェンダーストラトキャスターも賞味終了となり、9月は、togetterにて逐電野郎を糾弾しておりました。

https://togetter.com/li/1271080

facebookで悪事がばれて叩かれていたようですが、コメントは削除してクレームをつけた人をブロック。サイコパスは全く反省していません。最近楽器店も解雇されたようなので、もうすぐ自滅するでしょう。

 

10月はストラトを買ったり組み直したり、処分をしていました。

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11月はRED DRAGON CARTELのニューアルバムを聴きまくっていました。ハムバッカーのギターを弾きつつジョジョに奇妙なジェイクEリーのブームです。
2千円で買ったフェルナンデスの赤いギターにダンカンのスクリーミングデーモンを載せたらかなり良い感じ。

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ライダースジャケットのブームも訪れました。

スティーヴ・ヴァイのブームが密かに始まり、ジェイクブームは、P-90のレスポールスペシャルを手に入れて終焉となります。

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ここで一気に機材の処分を進めて、マーシャルのSLP、ギター数本を売りました。

12月になり、JEM Jrを手に入れて、今やヴァイに夢中になっています。

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