プレキシがやって来た その1
私的Deep Purple第3期の集大成ギターを手放し、入れ替わりに新たなマーシャルがやってきました。
JCM900→JCM800→JMP1959'76年→74年と順に古いマーシャルを手に入れてきましたが、ついにプレキシです。
自分で張り替えたバスケットウィーヴ(ソルト&ペッパー)のキャビにベストマッチングですよね。
年式は・・・・
ツイッターを見てる方はご存知でしょうが、1995年12月製造です。
本物のプレキシなんて私の手に入るわけないじゃないですか(笑)
リイッシューの1959SLPの初期物(2000年以降の物と違い、PSE適合していないセンドリターンの無いモデル)ですね。
リイッシューが70年代のオールドとどう違うのか興味があり、確認のため手に入れました。
まず一見して、かなりきれいな個体です。それでも22年の経年で程よく表面がくたれています。
背面のスピーカーアウトのジャックを一つ殺してマスターVOLが追加されています。
ノブのキャップが新品のようにピカピカなので22年の経過を感じさせません。しかしこれでは新品の靴みたいで落ち着かないので、手持ちのG10-MKIIだったか、JCM900から外した使い古したノブと交換しました。ちょっと白っぽいけど、良い感じ。
オールドよりメタルキャップの頭がちょっと大きいかな? マーカーの黒いラインも短いですね。
模様が小さく凹凸の滑らかなブラックレヴァントで、パネル手前のリップは上面がフラットな形状です。
こちら76年。
模様の凹凸が大きなエレファントグレインのカバリング、リップは緩やかに下向きにラウンドした形状です。
こちら74年
ブラックレヴァントにラウンドリップですね。
SLPのプレキシパネルは、赤っぽく変色していてちょっと違和感があります。本物は、メタルパネルのようなもっと黄色い感じなんですよね。これはなんとかしたいと思います。
JMPと比べると、周囲のゴールドのパイピングがちょっと太いかな?(本物プレキシが太いのかどうかは知りません)
そしてコントロールの切り欠きの角のアール部分のカバリング貼り込みが今一つで、直線になっているのが残念。自分で直しますね。
さて、中を開けてみるとカップリングのキャパシタは、なんか水色のが付いていました。(写真撮り忘れたので拾い物です)
そしてスイッチPOTでON/OFFできるPostPIのマスターVOL。
さすがプロの仕事はきれいです。
様子が分かったので音出しですよ。(続く)