Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

ESP SEV-60(GO)

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先日手に入れたストラトですが、ESPの1987年のカタログにありました。

形式名は、SEV-60でカラーはGO、「OLDIE 60'S」というのは、単にヘッドに記された文字だったようです。

値段はほぼ予想の通り160,000円。
カタログ記載のスペックは下記になります。

ボディ:アルダー
ネック:メイプルUシェイプ
指板:接着面はフラットなローズウッド
ブリッジ:スチールブロック

ピックアップは不明ですが、単品パーツとしてカタログに載っている、SS-120~通称「エリック・クラプトン」モデルと思われます。

それ以外、何も記載が無いですが、ラッカーと思い込んでいた塗装は、恐らく極薄いポリウレタンのような気がします。

正体が分かってすっきりした・・・ということでピックガードを交換しました。

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元々付いていた、赤茶色く変色したグリーンガードと、ピックアップカバー。それにサンドペーパーをかけて変色層を落としました。#120->#240->#400->#600->#800->#1000->コンパウンド荒目->中目->細目、と気が遠くなるような作業でしたが、結果、実にヴィンテージな色艶具合いになり、角もすり減ったように丸くなって、質感アップです。

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こちらが入手時の姿です。PUカバーの黄ばみがひどいですね。セレクタスイッチのノブは黄色過ぎ、POTのノブは白過ぎました。ピックガードのセンターPU部分にはシール痕も。

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外したESPのオリジナルアセンブリは、もこもこなオレンジドロップを撤去して、0.033uFのサンガモに変更、リヤにもトーンを効かせました。次回はこれも試してみますよ。

夏はストラト

夏はストラト

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今日は曇りで過ごしやすいですが、暑い日々ですね。
個人的には夏になると、歪を抑えたシングルコイルの音が恋しくなります。

ハムバッカーのことはしばし忘れて、この前手に入れたESPのストラトをいじります。

これまでの簡易な調整では、トレモロの動作の重さや、ブリッジでの弦高の高さ、フレットの凹みによる弾きにくさが解消できませんでした。なので、分解して再調整です。
弦を緩めて、ネックを外し、ブリッジも外して組み直します。

特に1~2弦のフレット摩耗が目立つので、レベリングでクラウンのトップを削り込んで、凹みを無くします。細いフレットなのでクラウニングにて専用やすりは使わず、サンドペーパーを使って指先で角を落としました。ブリッジ部での弦高を少し上げるために、ネックポケットに0.5ミリほどの厚さのシムを入れて仕込み角度を微調整し、ねじを締めます。

ブリッジは、極力フリクションが小さくなるよう、6個の留めねじを慎重に締めこんで、柔らかめのばね3本掛けに変更します。

弦を張り、ブリッジ高、オクターブを調整して完成。トレモロがスムースに動くようになり、弦高も適正で、ストレスなく押弦できるようになりました。

 

それでは、今は亡きギターの革命児と、今なお現役のレジェンドに捧げます。

 相変わらずのずさんな演奏で失礼いたしました。

BLACK TIGER完成

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8月になりました。暑い毎日ですね。あまりに暑くてギターを弾くと汗びっしょりになって、弦やメタルパーツが塩錆になってしまいます。なので弾いた後に掃除やメインテナンスをしながら、パーツ交換をしました。

 

まずアマゾンで送料込み360円で注文したブラックアームです。中国から10日ほどかけて届きました。

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品質的には特に問題なしですが少々長い。なので先端のキャップを外してバーを20㎜ほど切断しました。グラインダーを使えばすぐなんですが、夜なので騒音を出すわけにいかず、金鋸でギコギコと切りました。

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丁度良い感じになりました。

そして溝の深さがイマイチだったTASQナットを、以前に別のストラトに付けていた樹脂製のブラックに交換。トラスロッドのブレットナットは得意のマッキーで塗りました。

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これが元の姿。ブラックパーツにすると全然雰囲気が変わりますよね。

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Dバックル

先の記事のBMW M3、我が家にやってきたのは事実ですけど、当然、私のじゃありません。(笑) ビートを引き取りに来たGT-R先輩が、ヤフオクで200万で手に入れた!と乗ってきました。とても良い車ですよね。

さてギターは一段落したし(もっと処分を続けないとなりません)、不動車も無くなったので車趣味も終わりました。
で、アマゾンで時計関係に手を染めてます。(笑)

スピードマスターを革ベルトにしたのは良いけど、ベルトの留め外しで上質で柔らかい革が早々に痛んでしまうのは明白です。さらに装着時にツルっと滑らして落下のリスクもあるので、こんなの買ってみました。

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Dバックルと言って、ベルトをブレスレットみたいにバチっと止めることができる部品です。バックルでベルトがつながるので装着時に腕に引っ掛けることが可能となり、滑り落とすリスクを大幅に抑制することができます。そして着脱でベルトを無理に曲げて尾錠のピンを入れたり抜いたりしなくて良いので、ベルトの留め部分が割れたり擦り切れて傷むこともほとんど無くなります。

装着は慣れればごく簡単です。最初に剣先側の留め具の長さを合わせて固定してから、バックルを開いた状態で腕に通し、先に尾錠側のヒンジを折りたたんでロック、次に剣先側のヒンジをたたみながら剣先を輪に通してロック。これでOKです。ちなみに私の場合は、両側同時にロックしようとすると、なかなかうまく留められませんでした。

これはアマゾンで買った中国製の千円ほど(笑)の安物ですが、業者によっては同じものを3千円くらいで売っているので、見極めが必要です。
基本的には5千円くらいで売っているちゃんとしたブランド品も構造は同じです。大きな違いは仕上げですかね。

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見ての通り、これはヒンジ部分とリリースボタンなどバックルの内側部分が腕に接します。安いものはこの部分の仕上げが荒く、角が当たって腕に痛みを感じたり、ボタンを押す際に指先が痛かったりすることがあります。私の買ったものも角がシャープでしたので、ダイヤモンドやすりとサンドペーパーで丸く削り落とし、滑らかに仕上げ直しました。

追加工によって装着感は向上したのですが、リリースボタンの内部も仕上げが荒く、ボタンを押した時に引っかかる感じがあり、スムースで気持ち良い動作ではありません。グリスを塗ってみましたがあまり改善されませんでした。でも時計を外す一瞬だけのことなので、我慢しましょう。

普通の人は手直し加工はしないでしょうから、小金を惜しまず、5千円くらいのブランド品を買いましょう。ともあれ、Dバックルはベルトの痛みを気にする方、時計を落とすのが怖い方にお勧めです。

BLACK TIGER

1974年製のフェルナンデスBURNY FSTを改造したフランケンタイガーですが、意を決してメタルパーツをブラック化してみました。
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ドナーは同じくフェルナンデスのSSH-40.これからペグとブリッジを移植します。(トレモロのブロックも入れ替えたので結構面倒なのですよ)

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名付けて「ブラックタイガー」。海老や宇宙戦艦ヤマトの戦闘機の名前みたいですが、だいぶイメージが変わりました。クロームよりスパルタンです。
あとは注文した黒いアームが届けば完成です。(トラスロッドのナットはマッキーで黒く塗るか・・)

ほぼ完成した記念に、先日のアレを頑張って練習して弾いてみました。でもこれが限界です。(笑)