次のギター計画 BURNY FST-60改
このところ、重いメイプルボディのクレーマーを弾いていて、音の立ち上がりや歪ませた時でもはっきりした輪郭のあるトーンが良いと思ってきました。
そこで、これの登場です。
1974年製のフェルナンデス・バーニーFST-60。
普通のストラトが3.5kgくらいなんですが、これは少なくとも4kg以上、おそらく4.5kgはあると思われる激重ギターなんです。レスポールより重いですよ。
その秘密はメイプルボディ。昔のフェルナンデスの人は、なんでメイプルでストラトを作ろうと思ったのだろう?(笑)
ボディとネックだけ手に入れて、自分でフレットを打ち直して再生して、いろいろなシングルコイルPUを模索したのですが、どんなピックアップでも、ゴリっとした嫌な「芯」が残った感じの音・・・ちゃんと炊けていないお米を食べた時のような不快感・・・になっちゃうんです。クリーンは抜群なんですけどね。
結局ボディは使いこなせずお蔵入り。ネックだけ軽いアルダーボディと組み合わせて使っていましたが、ここのところのストラト大処分のしわ寄せもあって、オリジナルの組み合わせで復活させようと思ったのです。
そのヒントは、ジョージ先輩のタイガーでした。クレーマー・バレッタを鳴らしてみて、重いボディにダンカンのハムバッカーなら行けると確信しました。
俺の「タイガー」を作ってやるぜ!と息巻いています。
とりあえずはこんな感じかな?
ワンハムのピックガードも手配中なので、潔くハム1発にするかもしれません。
ダンカンのSH-6ディストーションを物色中ですが、手に入れたら古いアルニコマグネットに入れ替えてスペシャルなヤツを作って載せるつもりです。実際にはパーリーゲイツとJBなどダンカン系を試して一番相性の良いものにしたいですね。
完成予想図
なんか、カッコ良くないスか?
エディのフランケンとジョージのタイガーのハーフみたいな。