ジョージ先輩の最新インタビュー
ファン必読のインタビューです。
日本の雑誌だと、機材やバンドなど断片的な話が多いですが、まるでジョージ先輩と対話をしているかのような錯覚を覚えるような素晴らしい内容です。オンライン辞書などを活用して読んでみてください。
主な内容
・KXMの最新作「スキャッターブレイン」
・まもなく発売のスイートリンチのセカンドアルバム
・2018年に発売予定のドッケン2016年のライブアルバム
・なかなか完成しない映画シャドウトレイン
・スケアリーギターズ(「初期のギターは、マイティマイトで入手したボディとネックを組んでいた。タイガーは$20のボディと$20のネックを買って友人にガレージで塗装してもらい、ただで手に入れたパーツで組み立てた」そうだ。)
・現在の様々なプロジェクトとリンチモブの関係
・ジェフベックに会った話
・最近の音楽業界について
席替え
会社にて、1フロアーに100人ほどいる部署の大々的な席替えがあった。席替えというよりは、レイアウト変更だな。
うちの課は15人ほどだが、職場で最年長の私と定年後再雇用の方の二人が、本隊から通路を挟んで離れ小島な位置に。「窓際族」的存在になったということだな。
実際には日も当たらぬフロア内部なのが残念だが、どうせなら本当に窓際席で、ほんわかと過ごしたいものだ。
さて新しい席には2つほどメリットがある。
まず、自分の仕事が早く終わった場合、上司、同僚の目を気にせず、さっさと帰れる。(逆に最後の一人で取り残される危険もあるが)
そして、建屋の中で出入り口に一番近いので、緊急時に真っ先に脱出できるのだ。
まぁ実際には、お昼休みに食堂に一番乗りできることかな。
最近、面倒な仕事が多くて疲れる。
ペダルのテスト
久々にMG10を鳴らしてみたら、カミカゼとの相性が良くて案外好きな音だったので、しばらく使ってみることにしました。
BOOSTスイッチをオフにすると、音がはっきりして良い感じです。が、ちょっと物足りない。
で、ペダルです。
バッファーブースター、OD808、SD-1改を用意しました。KISS OF DEATHのリフを弾いていたら右肩が悲鳴を上げたので、スローダウン。(笑)
1.ペダル無し
1959程度のクランチな歪具合で、悪くないです。
2.ブースター
ゲインを最小にしてもけっこうブーストしてます。全域が持ち上がってゴリゴリっとした無骨なトーンになります。これだけだと色気が足りないですね。
3.OD808
IbanezのTS-808とほぼ同じものです。ちょっとワウっぽい感じにミッドがぐっと盛り上がって、自然な歪が付加されます。このこもり具合が好きです。
4.SD-1改
ネット記事を参考にして、内部の回路変更でOD-1と同じにしてあります。(TONEは飾りですよ)
DO808より、ややトレブリーです。改造前は不自然な歪が嫌いだったのですが、とても良い感じになりました。オリジナルのOD-1より若干バイト感というかエッジ感が強いのですが、私はオリジナルよりもこっちの方が好きです。
さて歪を得るにはいくつもやり方があります。
1.アンプオンリー
シールド1本で良いし、余計なものが咬まないので理想的ですが、好みのアンプに出会うまで、もしくは好みの音になるまで改造を繰り返す・・長い旅になりそうです。
2.ペダルなどで歪を作る
プリアンプやペダルによって歪とトーンを作り、それを普通に増幅するイメージです。深く歪ませても、分離の良いはっきりした音が得られます。私の場合は、ある程度アンプを歪ませた上で(1959CH1フルアップ)、味付け的にペダルの歪を付加するのが好きですね。
3.ペダルなどでゲインを上げてアンプをオーバードライブさせる
いわゆるブースターですよね。ただしゲインを上げすぎた場合や、アンプによっては、低音域が飽和して音が濁ってしまうこともあるので、セッティングが難しいかもしれません。歪ませると音が潰れてしまう場合は、トーンコントロールやグライコを咬ませて、ベースを絞ってやると良いでしょう。
4.多段ブースト
ジョージ先輩のように、複数のペダルやプリアンプで段階的にゲインを上げつつ歪を付加してゆきます。
「例」バッファー>グライコ>オーバードライブ>エコーなどのプリアンプ>マーシャル!
ペダル内、ペダル同士の相互作用で、単体では決して得られない複雑で味わい深い歪が得られます。ノイズがひどくなったり音の劣化もありますが、決まればスムーズでスウィートなトーンが得られますよ。
<余談>リッチー大先生は、アイワのテープレコーダーをプリアンプに使っていますが、皆さんはあれをブースターとしてアンプをオーバ-ドライブさせる使い方(3)と認識しているようです。しかし、それは誤解だと思います。
私の実験の結果、あれは、アイワのプリアンプ内で歪みを発生させて、出力レベルはそこそこにする(2)の使い方だと思われます。
バナナヘッドのネック
MUSIKRAFTで買おうと思っていたのですが、モタモタしているうちにヤフオクで良さそうな物件を見つけました。
カミカゼと同じくナット幅45mm、ジョイントねじ穴の配置がクイーンカットなので期待して落札。
届く早々にフランケンタイガーに取り付けてみました。
木材や加工、形状は良いのですが、残念なことに少々ねじれていました。15フレット辺りで6弦側が「起きて」いてロッドを回しても解消不可。
その他いろいろ問題があって、気持ち良く弾くには加工、修正が必要ですね。
さて、細かくチェックします。
母材のメイプルは良質で、ヘッドに継ぎはありません。完全なワンピースです。指板はやや木目が粗いですが、きれいな赤茶色で良さげなローズウッド。インレイは虹色っぽい色合いなので、白蝶貝かも。
フレットは、幅2.9mm、高さ1.0㎜でほとんど減っていません。
出品者はクレイマーかも?とのことでしたが、明らかにUSAクレイマーではない。日本製ぽい雰囲気がします。
ヘッド形状は、ESPより一回り小さく、クレイマーJKより大きく、ギブソンのオリジナルエクスプローラに近い。6弦側のエッジがシャーベル/ジャクソンのように角ばっていて、フェルナンデスのバナナに似ていますね。
↓90年代のカタログより
フェルナンデスのカスタムモデルか、どこかの工房製かな。いずれにしても量産品ではないでしょう。
加工点・・自分用メモ
・ヘッドの角をESP風に丸める
・全体に#400のペーパーで研磨
・テンションバーを1弦側に2ミリほど移動
・フレットを擦り合わせて、「起き」対策のためハイポジションを低く削る
・フレットと指板のエッジを丸める
ボディ側加工
・ネックを外さずガードを取り外せるよう、22Fに干渉するピックガードのネックエンド部分をカット
・ネックジョイント部分を「カミカゼ」カットに
これでフランケンタイガーも完成しそうですが、悩みの点がブリッジなんです。シンクロにこだわりたいけど、ナットをロックしないと音程が安定しないし、ロックしちゃうとチューニングの微調整が面倒だし。
やっぱり、普通のナットのストラトヘッドのネックを手に入れようか??