KAMIKAZE 復活
今日は会社が休みだったので、早朝から復活したカミカゼをいじってました。
面倒臭いFRTのオクターブ調整をして、写真を撮って、弾いて、動画を撮って…ブログに戯言を書いて(笑)
とても充実した時間を過ごして仕事のストレスもスッキリ。
ボディとの色違い・・特にバーガンディが酷いので塗り直したい気はしますが、ボディから離れているので、気にしない事にします。
ジョージ先輩のオリジナルカミカゼのヘッド写真も鮮明なものを見つけました。
猫が・・・(笑)
ロゴは後日やり直します。
復活したカミカゼは、私にとっては、かなり理想的な音です。
My BestのギターはレスポールでもストラトでもフライングVでもありませんでした。それはハムバッカーのストラト・・・その究極がカミカゼだったんですよ。今の私にとって理想のギターです。
今まで使っていた普通のギターと比べてみると、一番の違いは使用している木材でしょうね。先日まで別のローズ指板ネックを付けていましたが、戻したら全然違うんです。ハードメイプルにエボニー指板の軽くて硬いネックは、レスポンスやトーンが素晴らしい。メイプル材自体かなり良いものなのでしょう。そしてフレットエッジの処理やネックプロファイルがまた素晴らしい。
アンプからの出音を聴くだけではそれほど大きな違いはないのに、弾いた本人の手や体に直に伝わってくる振動や音は明らかに異なりますし、ネックを握った感触・・フレットエッジの手指への当たり具合など、とにかく上質なのです。
80年代半ば頃までは、普及クラスのギターでもまだ良い木材が使われているものがあり、そんな「当たり」であればフレット処理など細部のリファインで化ける可能性はありますが、90年代以降の量産品のギターや、20万程度のギブソン、フェンダーのレギュラー製品では太刀打ちできないと思いました。
量産の普及クラスのギターが良くないというつもりでは無いのですが、出来が違い過ぎる良いギターを知ってしまうと、普通のギターに魅力は感じなくなってしまいます。
あれほど気に入っていたフェルナンデスのリバイバルも色褪せました。
手持ちのギターで納得できるのは、やはり硬く軽いネックのギター。74年のフェルナンデスFST、ワーモス?ネックに交換した日本製シャーベル、30年ほど昔にESPのアウトレットで買ったネックの「美穂」の3本が合格ラインです。
それ以外はコレクション的なものを除いて、手放すことにしました。(なかなか売れないけどw)
たかがESP如きで・・と鼻で笑われるかもしれませんが、このギターを手に入れて、私の価値観が変わったのは確かですね。
ネックを組みました
塗装が乾いたので、磨いて組みました。よく見れば色が違うけど、もうこれで良いです。(笑)
ESPのスタンプロゴも描いてみました。
完成までもう一息です。
FURMAN電源の音(冗談)
さて、肝心の音ですよ。
まずは普通に壁のコンセントから電源を取った場合。
これはこれで、ウォームなミッドレンジがイイ感じです。
次にファーマンを通した場合。
どうです。音がはっきりしたでしょう?
でしょう???
本当にそう思います?????
音が変わりすぎたと思いません?!
すいません!
実はこれ、スピーカーの違いのテストでした。ちょっとふざけてみただけ。(笑)
正体はこれです。
アンプは、箱だけ残していた30年前のマイクロJUGGに、VOXのVBM-1(ブライアンメイスペシャル)のシャーシとエレクトロボイスを無理やり詰め込んだホットロッドです。スピーカーは、近年PA用のウーファーのDL12BFHという型番で、コーンが破損したジャンク品を木工ボンドで張り合わせて修理しました。
元は10インチの穴なので、12インチのスピーカーがバッフル板からはみ出しています。
音響的には良い音になるとは思えませんが、実際鳴らしてみると、程よくトレブルとベースが落ちてミッドレンジが豊かなトーンになりました。VOXのオリジナルはカスタムメイドの8インチスピーカーだったのですが、妙に硬いというか耳障りなトレブルが嫌だったので、こんな改造をしてみたのです。
ギターに限って言えば、ウーファーはありですね。(12インチ用の密閉キャビにきちんと収めたら、ベースが出過ぎるような気がしますが・・・)
2つめの音は、先の改造アンプのスピーカーアウトをギター用の名器EVM-12Lを4発入りの1960Aキャビで鳴らしたものです。
2発はメサブギのキャビから取り出したブラックシャドウ、もう2発はバラで入手した何かのアンプから取り出したと思われるラベル無しのEVM-12Lです。耳障りになる寸前のトレブリーでエッジの効いたメタリックなトーンが素晴らしい。ジェイクEリーやウォーレン・デマルティーニが愛用していたのも納得です。
しかし中古でも1発で2~3万円くらいするスピーカーを4発も入れて使うのもなんかもったいないナー。(笑)
ちなみにこのスピーカーは1個で8kgほどあります。それが4発入ったキャビはめちゃめちゃ重くて一人で持ち上げるのは辛く、持ち運び困難です。
さて、肝心のファーマンの音ですが、マーシャルで試したところ、やや音に張りが出て、はっきりした音になったような気がしましたが、あくまでも気のせいレベルで、録音した音を後で聞いてみても、違いが分かりませんでした。
電源から乗ってくるハムノイズも低下したのかどうか良くわかりませんでした。ただ、以前はたまにモーターが回るような「キュイーン」と妙な音が入ることがあったのですが、それは無くなったようです。それよりも、ピックアップが拾うノイズ、さらにペダルやハイゲインで増幅されるノイズを何とかしたいですね。やはり90年代のラック式ノイズイレーサー?のHUSHとか効果あるのかな?
結局は、高価でカッコ良く、信頼性の高いテーブルタップですかね。とにかく、電源がすっきりしたので良しとします。
ちなみにベッドサイドに設置しているので、夜間照明にも役に立ってますよ。(笑)
FURMAN PL-PLUS J パワーコンディショナー
90年代にプロミュージシャンがこぞってラックに常備していたのを見ていて、前から興味を持っていた機材です。
ヤフオクで見かけて冷やかし入札していたら、そのまま安く落としてしまいました。
新品定価で4.5万円ほどのところ、送料込みで7千円ほどとお買い得。
暗闇にライトが光ります。
照度は調整可能。
全貌です。
左から、ライトON/OFF、ディマー(照度調整)、2つの黒い円筒がライトモジュール、中央に入力電圧表示のLED、サーキットブレーカー復帰スイッチ、出力のON/OFF。
近年のモデルはLEDライトですが、これはフィラメント式の電球なので、少し古いタイプですね。2000年頃かな?
説明によると、
・(落雷などの)瞬間的な過大電圧を吸収もしくはシャットダウン
・グランドへの漏れを防止、電源ラインのノイズをフィルタリング
というのがメインの機能です。それが無ければ高価でスマートなテーブルタップ。(笑)
ちなみに「J」とは日本向けの100V仕様の意味です。昇圧トランスで120Vにつないだところ、電源レベルLEDが点滅して、ダメそうでした。
マーシャルとレキシコンは、今まで通り120V昇圧トランスを介して接続しなくてはなりません。
100Vコンセント
→ファーマンPL-PLUS
→BOSS GE-10
→昇圧トランス120V
→レキシコンPCM41
→マーシャル2台
このように接続して使ってみました。
今までタコ足的にごたごたとつないでいたのが、すっきりしました。
ただ、マーシャルヘッドの上に載せただけなのでちょっと不安定です。ライブに持ち出すことのない弾きこもりギタリストですが、4Uのラックと2Uトレイを購入して、一番上にファーマン、2番目にレキシコン、下2段に引出しトレイをセットして機材をすっきりまとめたいですね。
昇圧トランスを後方に設置。さらに、PMP(PMG)のバッファーとAC9Vサプライを入手して、GE-10や手持ちのペダルをセットすれば、ジョージ的な機材が一気にスマートに整理できるナー。
こんな感じで妄想。バッファーがラインセレクタも兼ねているので接続順(切替)は要検討ですね。
夢が膨らむです。
吹付け完了
クリアーの後サンディングして、スモークを吹いてみました。・・・が、軽く吹いたのに濃くなりすぎて失敗。乾燥させた後、サンディングでスモーク層を削り落としてやり直しです。
色の境の段差はほぼ無くなり、ウレタンニスを2回吹きました。説明書によると、「飴色(蜂蜜色)の塗膜が年数が経ったような深みを生み出します」とのことで、確かに薄っすらと黄ばんだ感じになりましたが、もうちょっと濃くても良いかな。
薄いスモークを吹きたいところですが、ウレタンニスの上にラッカーを吹くとくしゃくしゃに縮んでしまいそうなので、もうちょっと濃い色のニスを吹こうかどうか、悩み中。
現状でボディより赤紫と青が濃くなってイマイチ違う色になっちゃいましたが、もうこれでいいような気がしてきました。
後は十分に乾燥させて溶剤を飛ばしてから、表面を磨いてピカピカに仕上げますよ。
自分でスプレー塗装をやってみようという奇特な方に参考情報です。