Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Titan pic and Duncan pickup and Graphic EQ and Old Marshall

 今日はセンター試験です。こちらの地方では大雪にならず助かりました。

うちの子を含めて受験生の皆様の実力発揮を祈っています。

 

さて、昨晩、防風雪のなか、寒さに耐えてマーシャルを鳴らしました。(もちろん受験生の邪魔をしないようアッテネーターで音量は絞りました)

 

チタンピックの感触やトーンの良さに驚いています。弦の摩耗が早いけど、それを上回る良さがありますね。

 

そしてグラフィックイコライザーでマーシャルをミッドブースト。

 

今まで、ペダルやアタッチメントは極力避けてきたのですが、ここのところ、OD-1(正確にはSD-1をOD-1回路に改造したもの)や、チューブスクリーマ(OD-808)など、オーバードライブ系のペダル、グライコによるミッドブーストとマーシャルの相性の良さを再認識しています。

 

私の1976年のマーシャルは、入手した時点でCH2にインプットするとカスケード接続になり、マスターVOLを追加する改造を施してあります。

アンプだけで相当に歪むのですが、今までは、アンプのみでカスケードの2つのゲインで歪具合を調整、マスターVOLで音量を絞った音を好んで鳴らしていました。

 フルボリュームだとBASSがゼロでも低音が潰れてしまい、歯切れが悪い感じになります。それに対して、マスターVOLの場合は、ブライトでザクザクした感じになるので好きでした。

しかし、CH1(カスケードしない)にグライコを入れてミッドブーストすると、プリアンプがカスケードに近い程度にオーバードライブ状態となります。なおかつ余分な低音がカットされて、フルアップで実に良いハーモニクスを発することに気づきました。さらに、OD-1やTS808(=OD808)をトーンフィルターと歪の味付けに使うと、マーシャルの良さが倍増します。

これが、エディを始め、ジョージ先輩、ジェイク、ウォーレンなど80年代のLA界隈で好まれた音なんだろうなと思うと、実に感慨深いですね。


そしてグライコの全体ゲインを上げると、さらにドライブ度が上がり歪が増します。(上げすぎるとハウリングなど問題が発生するので、そこは調整ですが)

暫定で適当なセッティングにも拘わらず、満足度は90%以上です。さらにこだわってEQを微調整したら、ほぼ理想のトーンになると思います。

 


そしてチタンの厚いピック。
これ、トーンにかなり影響しますよ。

薄いピックは、弦をヒットする時にパワーが伝わりません。単音でしっかり音を出すには、やはり硬く厚いピックが向いています。しかしピックが厚くなるほど、トーンのブライトさが失われるような気がします。(特にナイロン素材)

硬く軽いチタンピックは、弦をしっかりヒットできる上に、ブライトな音を出せて、振り回しやすいという点が素晴らしい。

 

ということで、以下が今のお気に入りです。

ピックアップ:ダンカンSH-6改、アルニコマグネット

グライコ:BOSS GE-10、ミッドブースト

アンプ:マーシャルスーパーリード(1976年)、CH1、フルアップ

アッテネータ:THD ホットプレート

スピーカーキャビネット:マーシャル1960A、G12M-25(1974年)