新たなギターの詳細
さてそのギター・・・・これだ!
1999年製造のフェルナンデスのリンゴ飴。SSH-1Cという型番らしいです。
カタログに載ってないモデルですが、定価4万円くらいの安物でしょう。ペグとブリッジなど黒いパーツが欲しかったんですが、個別に買うより送料含めても丸ごと買った方が安かったのです(笑)
ジャンクでないギターなので、バラす前に調整して弾いてみました。
オークションの写真だと、ちょっと暗い赤に見えたのですが、現品はきれいなメタリックです。
ボディはストラトサイズですが、カッタウェイ部分が若干広くなっているオリジナルシェイプ。普通のヒール形状でも22フレットへのアクセスが容易ですね。
ネック材は意外にも良質なメイプルです。順反りでわずかなねじれはあるものの、ロッド調整でほぼ問題ないレベルまで直りました。指板材は2万円クラスのバッカスと同じですね。見るからに安っぽくてパサパサした感じ。レモンオイルを塗ってやろう。ミディアムサイズのフレットは仕上げが雑で、トップが平らなので、クラウニングをやらなくちゃ。
ヘッドはフェンダーの微妙なカーブが廃されて直線的です。ラージヘッドをカットしたジェイクのストラトみたい。
トレモロは2点支持のナイフエッジで、きちんとフローティング調整をすると、とても動きが良いです。実はこれが一番欲しかったパーツなんですよ。欲を言えば、これで鉄ブロックだとベストなんですが。
ピックアップのせいで音はそれほど良くないですが、フレットを手入れしてダンカンを載せれば化けそうだな。部品取りのつもりだったのに。(笑)
クレイマーと並べると兄弟みたいで素敵。ゴトーの黒いアーム買おうかな。