Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Banana head

さて早いもので、もう正月休みもお終いです。

バーニータイガーのネック交換のためにいろいろ調べておりました。

 

ヤフオクやらネットで出ている値段の安い新品ネックは、中国製がほとんどです。ナット付近のトラスロッド穴や、裏側のヘッド面とグリップの境目の形状を見ると分かりますが、フォトジェニックやセルダー、スクワイヤーなどとほぼ同じ。これはグレードの低い木材で作りも良くはないので、わざわざ買うほどの品物ではないですね。

どうせ中国製なら・・とアリババ通販を探したところ、ヤフオクで5千円~1.5万円くらいで出ているものが2千~8千円くらいでした。値段だけ考えればヤフオクよりは中国から直接買った方がまだマシですが、到着に時間がかかる。

 

ギターワークス、ヤマ楽器やアトランシアなどの国内の工房製は、交換するに値する品質で、塗装無しなら1.5~2万くらいで入手できますが、私の欲しいシャーベルタイプや、バナナヘッドがない。それにオプション選択をすると3万くらいになっちゃいます。


それならば、友人のお勧めでアメリカのメーカーを探してみました。やはり80年代のメタルギターの本場ですからね。

ざっと見たところ、ネックシェイプのバリエーションの豊富なミュージクラフト、選択範囲は狭いが悩まなくて済むワーモスという印象です。

塗装なしでナットを付けて、送料を含めるとどちらも3.5万円程度。納得できる品質のネックがこの金額ならむしろ国内工房より安いと思います。

ミュージクラフトのお勧めは細かい違いにもこだわっているバナナタイプ、ワーモスならジョージやウォーレン仕様の太い1-7/8幅のネックですね。

 

ちなみに米国では、バナナのことをアイスホッケーのスティックに似ていることから、スラップスティックとかホッケーとかパドルとか言うようですが、実にいろいろ形があるんです。

 

元祖ギブソンエクスプローラ。これが基本でしょう。

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クレイマー5150・・ペグ上のラインが2弦辺りから微妙にカーブしていて先端下側がやや太い

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ほぼ同じ形のバレッタ84

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クレイマーバレッタ(85)・・ギブソンをちょっと太くずんぐりさせた感じ

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クレイマージャパンのJK・・細いので長く見えます

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リバースヘッドだとJ.FROGのスカルアンドボーンズと同じ

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ESPのカミカゼ・・ペグ上のラインが1弦の先までストレートなので、先端は5150より太い

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全部違うんですよね。

ギブソンバレッタは角度付きですが、それ以外はフェンダースタイルの段差付きだし。

カミカゼやパープルタイガーのようにESPと同じ形が欲しいならミュージクラフトのバナナHGですね。

 

ただ今ネックシェイプに悩み中です。しかし、最近いろいろなギターを手に入れたのは無駄ではありませんでした。ワイドDなサブマリン、それよりちょっと厚めのワイドUなシャーベル、ワイドで薄いUのクレイマー、標準Uの美穂、やや厚いCのバーニー・・・これらをじっくり吟味して好みのグリップを考えています。

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