FST改フランケンタイガーのネック交換
今日は重い腰を上げて、フランケンタイガーにフィットしなかったバナナネックの修正をすることにしました。
バナナを外して、どのネックにしようか思案の結果、元に戻すことに。
ついでにペグを、スパーゼルから秘蔵の70年代の「西」ドイツ製のシャーラーL6ミニに交換です。スパーゼルも良いのですが、ギターいじりで何度も弦を緩めると、締め付け部分で折れてしまうことがあるんですよね。
やっぱりシャーラーの操作感というかトルク感は最高ですね。重さによるトーンの変化も好ましい。クロームにブラックのワッシャーの色合いも渋いです。
オリジナルの安物→クルーソンタイプ→フェルナンデスのFキー→スパーゼル→シャーラーと度重なる変更で、ヘッドの裏は穴だらけ。(笑)
ネックポケットがちょっとルーズなため、ふとした拍子でネックがズレてしまう状態なので、ボディ側面に薄いシムを噛ませて、ガタつきを解消しておきました。
このネックとボディは1974年製なんですが、メイプル材もローズウッドもかなり良質なものが使われています。
以前に自分でフレットを抜き、指板を少しフラットに削ってジャンボフレットに交換、ナットも交換しました。ナット幅41mm、エンドで55mmとやや細いですが、レスポールのように厚みのあるCシェイプで握った感触が良く、気持ち良くフィガリングができます。
密度の濃い硬く重い木材なので、シングルコイルのピックアップでは、音がはっきりしすぎてキンキンと嫌味な音になってしまいイマイチ使えなかったのですが、ダンカンのハムバッカーで歪ませた時にはクリアーでブライトなトーンが素晴らしいです。
シャーラーでさらに重いギターになってしまいましたが、FSTフランケンタイガーはこれでほぼ完成かな。
エディのフランケン、ジョージ先輩のタイガーのように私のベストな1本になりそうです。