1992 SUPER BASS ≒ 1959 SUPER LEAD CH2
ツイッターをご覧いただいた方はご存じでしょうが、ただ今、ジミー・ペイジというかZEPブームが到来しています。
ギブソンのTバッカーとダンカンのパーリーゲイツを載せたレスポールタイプと入門用のバッカステレキャスターモデルでJPサウンドを研究しました。
結果、テレキャスターのミックスサウンドはレスポールに酷似しており、ジミーはZEP初期においてテレを多用していたことを実感できました。
これはバッカスの一番安いテレキャスターを、これまたマーシャルで一番安いMG-10で鳴らした音です。(笑)
ポイントはアンプはできるだけトレブル全開で、ギターのトーンを適度に絞って、嫌味な高音を消すことです。
ちなみにセラミック磁石の安いピックアップですが、バッカスの物は侮れません。アルニコのリアルヴィンテージ系のPUに交換したいと思っていますが、今度オールドマーシャルで試してみて、悪くなければそのまま使おうと思っています。
さて、ZEPを聴いているうちにJPジョーンズのベース演奏が気になってきたので、ベースも手にしました。まずはMG10で鳴らしましたが、ベース本体のトーンをゼロ近くまで絞ると、ベースアンプっぽい音になります。
それなら、とスーパーリードでも鳴らしてみました。
最初はギターの感覚でCH1のHIにインプットしましたが、歪すぎてブスブスでした。LOでも良い感触ではなかったので、ギターではモコモコで使えなかったCH2、しかもLOに入れてみたら・・・
ばっちりでした。ギター用の4x12キャビネットの低音再生能力は驚異的で、まるでベースアンプのようにベースの音が出るんですよ。
気になって回路を調べてみたら、SUPER LEAD1959のCH2とSUPER BASS1992のCR定数はほぼ同じなんです。(EQのトレブルとカソードのキャパシタ値が異なる程度)
結果的にギター用の1959(1987)のCH2はベースで問題なく使えます。もし高音域が耳障りに感じるならベース本体のトーンを調整してやればOKですから。
ちなみに同じボリュームでもベースの方が音が小さく聞こえます。低音の方が再生により大きなエネルギーが必要なのですね。
さて、今回の仕上げです。
それでは、ワナ ホロララ!