Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチとスティーブ・ヴァイが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

'74 Marshall Super Lead US Version (6550TUBES)

昨日から気になって眠れなかったので(嘘)、今日は午後の半日を74年のマーシャルスタックの調整に費やしていました。

それは、リッチー大先生のメジャー(KT88管、カスケード&マスターVOL改造)に近いはずなんです。少なくともEL34を使用した普通の1959よりは有望です。

昨日も書きましたので重複になりますが、

「パワー管が6550で、カスケード接続、マスターVOLの2203改造が施された1974年式のアメリカ仕様のスーパーリード1959。スピーカーはG12M-25で1974年のクリームバックAキャビと1978年?ブラックバックのBキャビの縦フルスタックです。」

 

過去にはシングルコイルと相性抜群で、良いクランチトーンを出していたこのアンプ、何が悪くて、キンキン、ピーピーだったのか?

昨日そのままの状態から、ブリッジのプレートを外したストラトをストレートにプラグインしてスタート。
できるだけマイルドになるよう、ゲインを上げたり、マスターVOLを絞らずアンプをドライブさせて、アッテネーターで最終出力を絞ったのですが、その状態では発振に近い感じになってしまいます。
でもアンプのゲインを下げるとカリカリに細い音。
オーバードライブやブースターのペダルをかませても、変わりません。

 

無理にドライブさせるからじゃないの?
そう思ってアッテネーターを外しCH1にインプットしてマスターVOLで音量を絞ってみました。

これでとりあえず発振的ノイズは消えました。歪も落ちましたがクランチトーンは悪くない。

いろいろ調整した結果、ペダルなし、カスケード直結で、フルゲイン、マスターVOL:2、トレブル:3、それ以外フルアップで落ち着きました。

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75 Stratocaster and 74 Marshall

マスターVOLでパワーアンプのドライブを抑えると、プリアンプで作られたトーンがクリアーに増幅されます。カスケード接続でプリアンプを思いきり歪ませて、それを忠実に増幅するとちょっとトランジスタっぽくクールなトーンになりますが、昨日の76年のマーシャル+GE-7ブーストより私はこっちの方が好きです。

ちょっとトレブルブースターっぽい感じもあり、BBCインコンサートのリッチー大先生ぽいような気がしないでもない。

70sストラトをマーシャル直結でこの音が出るなら満足ですね。

 

マーシャルは本来パワーアンプ(フェイズインバーター部)やスピーカーも無理をかけて全体で歪ませて使うのがベターですが、いくら田舎の1軒屋とはいえ、家族もいるのでそれは無理。家で鳴らすには、やはりマスターVOLが便利です。

 

ところでブリッジの「リッチープレート」を外しましたが、アンプの出音はほとんど変わった気がしません。付いていると気分は出るのですが、アームが使い物にならないので、もう付けません。すまんな、大先生。(笑)

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さて次はいよいよホーンバイスキューズのトレブルブースターかな。
Pegion FXのレプリカはもう入手できなさそうですが、クソ高いBSMを買うくらいなら野望は大きく、本物を探すとしますか。
その間、自作して凌ぐ・・と。