Masahall Full Stack

マーシャルアンプとリッチー・ブラックモアとジョージ・リンチが大好きなマサハルのブログです。時々こっそりと過去記事を改訂しています。(笑)

Made in Europe/Deep Purple 最初に買ったロックアルバム

私の音楽の聴き方は偏っている。

ポップスやクラシックも好きでたまに聴くが、ロックの場合やはりギターをメインに聴いてしまう。

原因はリッチー・ブラックモア大先生。1976年の秋、中学1年生の私は、文化祭で先輩がコピー演奏していた「Burn」を聴いたことにより、人生が狂い始めた。

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良くわからないままレコード店に行って、恐らく「Burnの入っているレコードください!」という感じで、当時発売されたばかりの「Madein Europe」を買ったのだろう。ロックはもちろんDeep Purpleについてまだ良く知らず、「BURN」というタイトルのスタジオ盤の存在すら知らなかったのだから仕方ない。しかしそれがリッチー大先生に狂うきっかけになったのだから面白いものだ。

ラウドに始まるオープニング。
そして静かにブルージーなイントロから一転してギュイーンと歪んだ強烈なリフが炸裂する「Burn」。
(先輩の演奏の100倍カッコイイ!)フェンダーもマーシャルも何も知らなかった私は、激しく歪んだギタートーンに一気に虜になった。
いかにも即興的なピックスクラッチやトリル、トレモロピッキングを多用した演奏にも驚かされた。

スローテンポの「Mistreated」。これもギターの歪が凄いカッコ良い。
延々と長いトレモロピッキングは、まるでセミの鳴き声のようだ。
静と動の対比された構成に感心した。

いかにもなアップテンポのハードロック曲「Lady Double Dealer」のスピーディなソロ。当時は「嵐の女」(笑)という邦題の方が有名だった。

ひと息ついてレコード盤を裏返し、いよいよこのアルバムのメイン曲、クラシカルなオルガンのイントロで始まる「You Fool Noone」である。
ノリの良いファンキーなリフであるが、ライブのソロは凄まじい。私にとってリッチー大先生のベストプレイである。(公式な音源として)

最後はDカヴァデルの絶叫で始まる「Stormbringer」。やけに滑らかなソロ演奏だなと思ったが、スライドバー奏法だったとは知る由もなかった。

アルバムを聴き終えて、凄まじいばかりのギター演奏に圧倒され、打ちのめされたのであった。

後に「Burn」と「Stormbringer」のスタジオ盤を聴いて、何これ?と唖然とした記憶がある。きっと、先にスタジオ版を聴いていたら、ここまでリッチー・ブラックモアにのめりこむことはなかったと思う。

このアルバムは、文字通り擦り切れるまで聴き込んだものだ。特に「You Fool Noone」は何百回聞いただろうか?
溝が擦り減って音が劣化し、出し入れを繰り返したジャケットは縁が破れてしまった。

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(実は未だに持っている)

 

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中央にオレンジ色の照明に照らされたステージ写真を据えた銀色のジャケット、裏には、ナチュラルのストラトを弾く、妙に前髪が短くどうにも「おばさんパーマ」二しか見えない(はっきり言ってカッコ悪い)リッチー大先生をセンターに、ヒゲが渋く後光も神々しいJロード、髪を振り乱して人相が分からないGヒューズ、男前なDカヴァデル、Iペイスの長いもみあげ・・・私のロック人生はここから始まった。

ちなみに1977年春、小遣いをためて次のアルバムを購入することになるのだが、ディープ・パープルの歴史を知らず、リッチー大先生が既にレインボーを始動していたこともまだ知らなかったため、手に入れたのは出たばかりのライブ盤「Last Concert in Japan」であった。「Made in Europe」と比べてはいけないが、Deep Purpleには勝手に失望し、Tボーリンに対しては未だに(不当に)低い評価をすることになったのだった・・・